北イタリア旅行 2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-- 3週間の自由の旅 -- 6月8日〜6月28日 執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田 保穂 |
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6月 21日 インターラーケン |
AM8:30インタローケン東駅を発ち、3度も山岳電車に乗り換えた。山頂への800mはトンネルの中暗黒の世界だ。
だが途中2度停車した。5分間の停車時間、岩壁に空けられたガラス窓から外界の景色が望める。そこは一面銀世界、氷河も見える。 山岳電車は2時間半ゆっくり時間をかけ、ユングフラウ駅3454mに到着した。駅にはトップ・オブ・ヨーロップと書かれている。 ゆっくり進んでくださいと言う文字が目に付く、急いで歩くと息苦しくなる。 最初に氷の部屋へ入る。氷河の中をぶち抜き通路が作られている。壁、天井、床も当然ガチガチの氷である。通路は長い、たちまち寒さが襲って来た。 建物から外に出ると万年雪の銀世界、観光客達は雪を丸めはしゃいでいる。好天の為やや温かく感じる。 4099mのユングフラウから崩れ落ちる万年雪は、やがて氷河となり永い年月をかけ流れるように、ずり落ちていくのだ。目の前の大氷河にはクレパスがぽっかりと口を開けている。 ユングフラウの隣には4099mのメンヒ、そして3970mのアイガーが連なっている。アイガー北壁登山は特に有名だ。 垂直の北壁、命を掛けてまで、なぜこんな所に登るのか私にはわからない。 大パノラマが広がる大自然、雪に覆われた山々、氷河、流れ落ちる滝の数々。 山すそには広大なスキー場が広がっている、こんなところで鍛えられたスキー選手と戦う日本人選手は大変だろうと想像する。 そのスキー場も今は緑のじゅうたんである、その中で高山植物の数々が最高に美しい時を迎えている。 本当に奇麗だ、ここは天国より美しいかもしれない。 |
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