北イタリア旅行 2002

-- 3週間の自由の旅 --
6月8日〜6月28日

執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田  保穂

JUNE  2002
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

日付をクリックするとその日の日記にジャンプします


6月 10日  ヴェネティア → ブラーノ島 → ヴェネティア

ゆっくりした朝食後、ホテルから水上タクシーで細い運河を通り抜け、ヴェネティア・グラス工房のあるムラーノ島へ行く。 職人達が作業する姿を見物。その昔、ヴェネティア・グラスは巨万の富をもたらしたという、技術の秘密が漏れないように、職人は行動を制限されたそうだ。
美術館のようにガラス製品が並ぶ部屋へ案内された。セールスマンは片言の日本語で熱心に語りかけてくる、ふとベニスの商人の話が頭をよぎる。

次にブラーノ島へ渡る、漁師の島でシーフードが旨いと聞いたからだ。ブラーノ島はレースの手編みでも有名らしい、レース店では店頭でレース編みを実演している。 編み手の手は起用に動き見事な絵柄を仕上げている。小さな作品でも完成に1ヶ月近くも費やすので機械編みに比べ5倍ほど高い。
ブラーノ島の家々の壁は原色の鮮やかな色彩がふんだんに使われている。不思議なことに歴史のある建物と調和しているからおもしろい。

友人は大のサッカーフアン、日本とロシア戦が気になるらしい、2度も日本へ電話を掛け日本勝利に大喜び。

観光客達が新鮮な魚介類をほおばっているレストランで、我々も日本の勝利に乾杯した。 昼からワインと魚介類の数々を注文し快晴の空の下ゆっくりとランチを楽しむ、非日常の体験が旅の魅力である。

夕方ホテルの勧めるゴンドラ・ツアーに出かける。多数の参加者は9隻のゴンドラに分乗した。 中央のゴンドラにアコーデオンとギター歌手が陣取る、歌を聴きながら薄暮の中をゆっくり進むゴンドラ、私が描いていたベニスの風景の中に身を置いているのだ。



←前の日へ    次の日へ→


日程表へ

©2000 LSC ロングステイ旅行クラブ All Rights Reserved.