北イタリア旅行 2002

-- 3週間の自由の旅 --
6月8日〜6月28日

執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田  保穂

JUNE  2002
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6月 18日   コモ湖

湖水地方には沢山のヴィラがある。歴史のあるイタリアでは、昔から権力者や大金持ちが競い合い豪華なヴィラを建設したようだ。 それらが改良されホテルになっているものも多い、ベラージオにも有名なヴィラが2ヶ所ある。

メルツイ邸を朝から訪れた、湖畔に面し広々としたイタリア庭園が素晴らしい。 大木が茂り、散歩道には奇麗に刈られた並木が日傘の役割を果たしてくれる、家族用の小さな教会もある。庭園管理も大変だろう、6ユーロの入場料金で賄えるのだろうか。

4人の子供が池の側でかえるを捕まえている。 可愛い姿にカメラを向けると、おばあちゃんが昨夜は残念でしたね、でもとても良い試合でしたと、話題を向けてきたので私は日本が敗退したことを知った。

近郊のドライブに出かける。コモ湖の東側の湖岸の狭い道では対向車とすれ違うたびに速度をおとし注意する。 湖岸に幾つかの古いヴィラを見つける、中には朽ち果て無人のものもある、門には売り物と紙に書いてある。

湖水地方は最高の季節を迎えている、花々が奇麗に咲き競っている。 特にアジサイが奇麗だ、藤の花、夾竹桃、バラ、名も知らない赤、黄、青、紫と色とりどりだ、その花や景色をデジカメでとり放題に撮る。

午後4時から有名なヴィラ、セルベッローニ邸訪問のツアーがあるので参加した。このヴィラは小高い丘の上にありコモ湖を見下ろせる。 門をくぐり大木の茂る山道を15分程歩いた所に邸宅がある。しかし近くには行けないらしい、更に進むと見晴らしの良い庭に出た。 ここからのコモ湖や湖岸を見おろす眺めは素晴らしい、町全体を庭に利用したようなヴィラなのだ。
所有者が幾度も変わり現在はあのロックフェラー財団が所有者である。



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