北イタリア旅行 2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-- 3週間の自由の旅 -- 6月8日〜6月28日 執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田 保穂 |
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6月 17日 ミラノ → コモ湖 |
ミラノからコモ湖を目指した。大都市から抜け出るのは容易でないが、町の角々にCOMOと表示されているので比較的簡単にミラノを脱出することが出来た。
コモ湖は大きな町だ、もっと静かな湖畔に滞在したい。狭い湖岸の道を湖水の景観を楽しみながら、北へ30km行くとベッラージオに着いた。 コモ湖は人と言う字に似た形をしている、真中の位置にある町がベッラージオだ。湖畔にはホテルが幾つかある。 投宿したのは150年前に建てられた古い建物だがリニューアルされているので悪くはない。 ホテルの前からは湖畔の観光船やコモ行きの定期船や、対岸へのフェリーボートが頻繁に出入りしている。 広場には藤棚の藤の花が満開である、私はその下で湖畔を望みながら冷たいビールを楽しむ、湖水には大きな魚がすいすい泳いでいる。 湖畔から山に向かい細い石段の道がある。レストランやブティックが並んでいる、私の足音をご主人と間違えた画廊の女主人が振り向き言い訳をした。 彼女は入り口付近で油絵を描いているところだ。しばらく立ち話をしたが絵は買わず写真を撮り、メール送信の約束をした。 息子はコモで繊維関係の仕事をしていて日本にはよく行くらしい。 コモ湖は温暖な保養地でイタリアのみならず、周辺の国からの観光客も多い、この時季はお年寄りが多い気がした。 湖畔に突き出したテラスのレストランは混雑していた、ウェーターは黒いスーツを着ているが、顔には汗が流れ落ちていた。 そんな暑い日が続いている湖水地方、今年は異変だと言うが働いているわけではない私、働く人がいて楽しめる人がいる。感謝 感謝。 |
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