マレーシア・ボルネオ島の旅 2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
-- ボルネオ島一人旅 -- 8月2日〜8月16日 執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田 保穂 |
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8月 14日 コタキナバル郊外・サバ博物館 |
朝ホテルからタクシーで10分ほどにあるサバ博物館を訪れた。 150円支払い館内に入るとカメラを預けてくださいといわれる。 ボルネオ島の各地で発掘された陶器の壷が多く展示されていた。500年〜200年ぐらい前のものが多い。 動物や植物にも珍しいものが多く興味を引かれる。 特に目を引いたのは1940年〜1945年の日本軍人に関する資料や、写真だ。 1940年ごろの写真は軍隊の幹部も堂々とした態度で写真に写っているが、1945年の写真は、日本人捕虜収容所や肩を落とした日本人陸軍幹部が連行される姿が写っている。 それにしても、ボルネオへまでも戦いにきた日本兵の皆さんには、ご苦労が多かったことだろう。沢山の人がこの地で戦死されたのだ。 ボルネオのリゾートにひかれ歴史を忘れ、のほほんとしていられるのも、多くの犠牲のたまものだ、決して忘れてはならないと自戒する。 コタキナバルのロングステイ、ガイド資料で紹介されていたアパートを見学に行く。 海岸の側で街の中心にある建物は新しく、外壁がピンク色、閑散としたロビーの屋外に大きなプールがある。 合計200ほどの部屋がある高層マンション、2DKで月9万円だと聞いた。近くのショッピングセンターも訪れた品物は豊富だ。街を散策する。 中華街と言う感じで雑然としている。貴金属が目立つ。食堂も多く安いが食べたいという気は起こらなかった。衛生面が心配だ。 旅行会社に入り、日本への航空券価格を聞き出したが、日本で買うのとほぼ同じ価格だった。 暑く埃っぽい街から急ぎホテルに帰る。ここはやはり天国だ。私は明日帰国する。最後の日の残された時間をプールサイドで読書に費やした。 |
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