北イタリア旅行 2002

-- 3週間の自由の旅 --
6月8日〜6月28日

執筆:ロングステイ旅行クラブ代表 土田  保穂

JUNE  2002
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6月 19日   コモ湖 → スイス・ベリーンゾナ → 北アルペン

ベラジオからコモ湖をフェリーで横断し10分ほどで対岸のメナジオに着いた。 スイスを経由しイタリアのマッジオ−レ湖へいく予定だ。ルガノ湖の手前でイタリア国境を超えスイスに入った。
何れの検問所でもパスポートの提示すらなく簡単に通過できた、スイスはEUに加盟していないので、検問は多少手間が掛かると考えていたから気抜けした感じだ。

ベリーンゾナの町で銀行に行く。スイスフランに変えるため1万円札を出すが、訪ねた銀行では交換できないと言う。 米ドルではと聞くとOKという、100米ドルだして150スイスフランを受け取る。

この町は城壁が残っており、3ヶ所もお城がある、最も高い山のお城に車で登る。 見晴らしが良い領主はここから毎日町を見おろしていたのだろうか、町全体が小さな箱庭だ。石の城壁に囲まれた他の城がはるか下に見える。

ベリーンゾナからイタリアへもどるつもりを急に変更した。理由は連日の暑さから逃避する為だ。暑い日が続き顎の下に汗疹が出来たから驚きだ。 個人旅行のいいところは予定は何時でも変えられることだ。

北のアルペンを目指し高速道路に入る。アイロトから20km程の長い長いトンネルがあった。 ワッセンの出口でインターラーケンの標識を見た。よし目的地はインターラーケンだ。 急な坂道を登ると大パノラマ風景が現れた。すごい、すごい、と風景に見とれ幾度も車を止めてはカメラを向ける。幾らフイルムがあっても足らない。 次々に変化する風景、深々と雪を戴く山々のあちこちから永い滝が流れおちる。 糸のような滝、轟音と共に流れ落ちる滝、滝また滝、道路の右手には雪渓があり流れ出る水が道路を洗っている。 左の高い山から分厚い氷河が流れている、海抜2224mのXXXXX峠に達する。 景色に見とれ、途中停止をしすぎ目的地まではいけないと判断し、峠の下の山小屋風ホテルに投宿した。



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